祈りの真義
科学的な祈りというのがあるの? と思われるかもしれませんが、潜在意識の法則に則った祈りを科学的な祈りと呼んでいます。
自分以外の至高の存在を認める宗教的な祈りとは微妙に違っていると考えて良いですが、実際の効果や内容はほとんど区別することはできないでしょう。
ですが、自分の中にある潜在意識を神に見立てて祈りを捧げる行為を科学的な祈りとするなら、宗教に関係なく誰にでも応用できるといえるものですね。
祈りを捧げる対象ははあくまでも自分自身の潜在意識ということです。
ここの発想の転換が科学的な祈りといわれる由縁だといえます。
潜在意識や顕在意識という分類は知っている人が多いと思いますが、潜在意識は通常意識では解らない領域ですね、その心の深い部分を神に見立ててその至高の領域に祈るという感じでしょう。
自分と常に一体の心が神と同等の存在だということに違和感があるかもしれませんが、この理論は様々な聖典でも明記されていることだといえます。
聖書はもちろん仏典や神道でも人は神と同等であるということがいわれていますので、本来は科学的な祈りと同じで、個人の潜在意識を祈りの対象にしていたように感じます。
専門的に勉強する必要はありませんから、信じているものが何であれ、それは潜在意識が作用しているということを知っているだけで充分です。
今まで信仰のある人は、その対象を無理に変更する必要はありませんから、そこに、潜在意識の理解を少し加えてやるだけで良いのです。
潜在意識の力と働きを理解し始めると、今まで自分と分離していた神や至高の存在がより身近に感じるはずです。
また、私たち一人一人の中には神や至高の存在と同等の潜在意識が内在しているというのが、科学的な祈りの根幹にあります。
これが潜在意識の法則であり、黄金律と呼ばれる引き寄せの法則等の根本的な部分といえます。
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